お名前.com 写真の顔が嫌いな訳 なぜ、自分の顔なのに写真の自分の顔が嫌いなのだろう? 実は、「自分の写真が嫌い」ということと自己肯定感とは相関がある。 単純に未既婚の比較では自己肯定感は既婚の方がありが多いのだが、自己肯定の高い群に限れば、大体50%で未既婚年代に違いはない。つまり好きという割合が半分いることになる。一方で、自己肯定低い群では全体的に嫌いの割合が高くなる。 既婚男女でも、自己肯定感「なし」群に限ると未婚者と同等に自分の写真が嫌いが多くなる。 これは別に、男性の容姿の造作の問題ではない。傍から見てイケメンの部類に入る男性の中にも自分の顔が嫌いという人はいるし、逆にそうでもない」容姿でも「自分の顔が嫌いではない人も多数いる。「自分の写真が嫌い」と感じるのは、容姿の良し悪しではなく、「自分の写真の顔にあなたが慣れていない」からだ。 そうはいっても、自分の顔なんだから、毎日見ているはずである。男であっても、歯磨きや髭剃り時に鏡で確認するだろう。 しかし、鏡に映った自分の顔は左右反対だ。人間の顔は左右対称ではないため、写真の顔とは微妙に違う。見慣れた鏡の顔とは、左右反転しているため違和感を生じるのだ。「写真の前の自分はそこそこだと思うのに、なんで写真の自分はイケてないのだろう」と感じている人もいるのではないだろうか。これは、より見慣れた鏡の自分の顔の方に好意を感じてしまう心理効果である。 これをザイオンス効果(単純接触効果)と言う。