岸田首相は11日、月内に策定する経済対策で、経済的に困窮する家庭への支援を拡充する方針を示した。東京都豊島区のNPO法人の施設で、困窮家庭の子どもらの支援者らと車座対話を行った後、記者団に答えた。 経済対策には、子供食堂や生活困窮者に食品を提供するフードバンクへの支援事業の拡充や、子供の居場所作りを考えるモデル事業の創設などを盛り込む考えを示した。 首相は「物価高騰で大きな影響を受けている家庭の支援に、政府として予算や制度を用意し、きめ細やかな運用を心がけたい」と語っていた。 日本も経済悪化とインフレで食品や飲料水などあらゆるものが値上がりしている。 特に貧困家庭への支援拡充は急務である。