パドレスのダルビッシュ有投手が22日、フィリーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦の先発を翌日に控え、敵地シチズンズバンク・パークで意気込みを語った。チームは第4戦、フィリーズに6―10で乱打戦を落とし、通算1勝3敗に。
後がない、崖っぷちの状況でダルビッシュに託されることになった。 静かに、いつも通り、時を待つ。エースは敵地での大事な先発を前にしても、気負いを感じさせなかった。「勝つか、負けるかは運もある。いつも通りやるだけ」。
自身の仕事に集中することが、チームにとって最善だと熟知している。 ポストシーズンは既に4試合目。チームの大黒柱として重責を担い、シーズン開幕からここまで休みなくフル回転してきたが、本人は「前回ぐらいから元気になっている。疲れがだんだん抜けてきて、状態が良くなってきている」。この時期に「元気」と語る36歳は頼もしい。
エースとしてパドレスの大黒柱としてワールドチャンピオンリングを手にしてほしい！