米Googleの持ち株会社アルファベットとマイクロソフト(MS)が25日発表した2022年7~9月期決算は、いずれも純利益が前年同期比で減益となった。景気減速が影響し、ドル高で国外からの収益が目減りした。
アルファベットの純利益は前年同期比27%減の139億1千万ドルで、減益は3四半期連続。売上高は6%増の690億9200万ドルだった。ユーチューブの広告は2%減と落ち込んだ
MSは純利益が14%減の175億5600万ドル、売上高は11%増の501億2200万ドルだった。主力のクラウドサービスは35%増と好調だったが伸び率は鈍化した。
グローバルに世界展開しているGoogle、Microsoft、Amazon、Apple、Metaにとってはドル高は大きな減収要因になる。
FRBが金融緩和し、ドル安にならないと厳しい売上、収益的にも厳しい環境が続きそうだ。