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日本将棋連盟が佐藤天彦九段マスク不着用反則負けを初めて経緯明かす

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日本将棋連盟は31日、佐藤九段が28日の順位戦で喫した反則負けについてプレスリリースを発行し、初めて経緯を明かした。

 

 28日に東京都渋谷区の将棋会館で行われたA級順位戦で永瀬王座(30)と対戦した佐藤は「約30分に渡るマスクの未着用を2回行った」と、同日のインターネット中継を確認後に役員間で協議。新型コロナウイルス感染予防策として1月に制定し、2月から施行している臨時対局規定に違反したとして佐藤の反則負けと裁定した。

 

 同規定では「一時的に」マスクを外す場合は例外としているが、この「一時的」は「食事をしているとき」「飲み物を飲むとき」周りに人がいない(2メートル以上離れている)とき」等を想定しており、2月1日の施行前に棋士女流棋士に通達済みとしている。

 

 今回の佐藤のケースは例外に当たらず、反則負けの裁定は正当と主張していたが、一方で「裁定者となる立会人を対局現場に当日設けていなかったことから、対局が深夜に及ぶ中、状況の把握と意思決定に時間を要し、機動的な対応を逸したことは否めません」と認め、今後は「夕食休憩を含む長時間の対局においては、すべての棋戦で立会人を設ける」「立会人は原則として、師弟関係並びに対局において直接的な利害関係を要しない棋士の中から選定する」の2点を実施するとした。

 

今回の反則負けは過度な新型コロナ感染に対する異常な出来事だと感じる。

水際対策緩和をしている日本と相反するので腑に落ちない試合であった。