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新星の勢いに焦りも、キンプリ3人退所はなぜ?ジャニーさん最後の最高傑作ゆえの悲劇 

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グループから3人が同時退所する異常事態。この事態はなぜ起きたのか?

一因はグループの成り立ちにある。キンプリは元々、ジャニー喜多川前社長が、2015年に東阪のジャニーズJr.の人気メンバーを集めてつくったグループ。

平野紫耀(25)と永瀬廉(23)は関西ジャニーズJr.の出身。下積み時代から一緒にデビューを目指したわけではない。それぞれのバックボーンに共通項が少なく、結びつきも強くはない。  それでも、ジャニーさんに選ばれたエリート集団。事務所内で「ジャニーさんの最後の最高傑作」と評され、本人たちにも強い自負があった。

18年5月にデビューすると、同年から4年連続でNHK紅白歌合戦に出場するなど、王道のキラキラアイドル路線で人気グループへと駆け上がった。岩橋玄樹(25)の休養、脱退はあったが、活動は順風満帆だった。  

だが、19年7月にジャニーさんが死去。グループは精神的支柱を失い、事務所若手グループの中での“一強”という立場も変化する。20年1月にSnow Man、SixTONESが同時デビュー。2組のブレークの陰で、勢いで抜かれたように見える部分もあった。永瀬が「最近デビューされたグループにも負けないように頑張りたい」と漏らすなど、焦りをうかがわせることもあった。  

平野はこの日発表したコメントで、海外での活躍を「ジャニーさんとの約束」とした上で「(年齢的に)全力で取り組んだとしてももう遅く、目標を失った」と失望感をあらわにした。

その一方で、年齢層が変わらない「Travis Japan」が鮮烈な世界デビューを果たした。平野のコメントからはジャニーさんが存命なら、という悔しさがにじんだ。  

事務所はマネジャーを入れ替えるなどしてテコ入れを図った。ただ、メンバーが全幅の信頼を置けるジャニーさんのような相談相手はいなかった。  

ジャニーさんのつくった珠玉のグループだからこそ起きた“悲劇”。事務所元社員は「デビュー5年目前後は年齢的にも難しくなってくる時期。それを乗り越えればグループは強くなる」と語る。今年初のドームツアーを成功させたキンプリ。さらなる飛躍が期待されていただけに残念だ。

新たな旅立ちと挑戦に期待したいと共にジャニーズ事務所の飛躍を応援したい!