米メタ・プラットフォームズは今週、大規模な人員削減に着手する計画で、数千人の従業員に影響を与える可能性がある。早ければ9日にも発表するという。
米紙ウォール・ストリートジャーナル(WSJ)が事情に詳しい関係者の話として6日に報じた。
メタは、WSJの報道についてコメントを控えている。 同社は先月の決算発表時、今四半期の業績が低調になり、来年コストが大幅に増加するとの見通しを示し、株価は引け後の時間外取引で約20%下落し、時価総額が約670億ドル消失した。
マックザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、メタバースへの投資が実を結ぶまでには約10年かかると見込んでおり、その間はコストを削減するための採用凍結やチーム再編を余儀なくされるとみられる。
ザッカーバーグ氏は「2023年には、少数の優先度の高い成長分野に投資を集中させる」と表明している。
メタ(Facebook)だけに関わらず、Twitterの大幅人員解雇、アップルの採用凍結、アマゾンの採用凍結、人員削減、マイクロソフトの採用凍結などGAFAMは既に崩れ始めている。
ハイパーグロース、グロース企業でグローバルに展開している企業はドル高である限り厳しいい環境はあと数年続く可能性がある。