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レンジでチン!するレストラン、キャンセル待ちが約8000人!ここまで話題を集めたワケ

総合食品商社の日本アクセス(東京都品川区)は、冷凍食品とアイスクリームが食べ放題の「チン!するレストラン」を10月8~23日の期間限定で開業した。

イベントは非常に好評で、2日目にはチケット完売、キャンセル待ちは7000~8000人と、多くの人からの関心を集めた。

チン!するレストランはなぜここまで話題になったのか。

 

イベントを主催した日本アクセスは食品の卸売業を手掛けている。低温の物流に強みを持ち、チルド品や冷凍食品を幅広く扱っている。

同社は2013年から冷凍食品・アイスクリームの人気ナンバーワンを決める「フローズンアワード」を開催。

フローズン業界全体の活性化を目指し、冷凍食品・アイスクリームの魅力を広く発信し、公式サイトでは各商品のこだわりや開発の思いを動画で配信している。  

チン!するレストランは、フローズンアワード10周年を記念して開催した。冷凍食品を実際に食べてもらう機会を提供することで、商品のおいしさや安全性を訴求する狙いだ。

フローズン・アワードにエントリーしている商品を中心に、スーパーですぐ手に取ってもらえる定番品など約200種類の冷凍食品、アイスクリームをそろえた。

商品は全て食べ放題で、客自身が店内の冷凍庫から商品を選び、レンジで温めて食べるスタイルを採用した。  

会場はヨドバシAkiba(東京都千代田区)8階レストラン街のイートインスペース。レンジは全部で10台用意し、1人2台まで利用可能とした。午前11~午後5時はランチタイムで90分制、午後5~9時まではディナータイムで120分制。料金はランチタイム1人1500円、ディナータイムは2500円、小学生以下は無料、中高生は半額とした。

冷凍食品は便利でおいしいと評価してもらっている一方で、「保存料が入っているのではないか」「体に悪いのではないか」など、敬遠している方も一定数いるという課題がありました。独自で調査したところ、1年間で冷凍食品を購入している人は全体の約4割で、残り6割は冷凍食品を購入していないというデータも明らかになっています。  しかし実際は、冷凍食品には保存料が一切入っておらず、安全な食品です。

メーカー様の努力もあり、味もどんどんおいしくなってきています。冷凍食品に対して正しい認識を持ってもらうための啓もう活動として、冷凍食品・アイスの人気投票を行うフローズンアワードを開催したり、冷凍食品の魅力を紹介するマンガを制作したりしてきました。

情報だけで伝えるのではなく、実際に食べて理解してもらう機会を提供したいと考え、開催に至りました。コロナ禍で試食の機会がなくなっていたため、いろいろな種類の商品を試せる場を目指しました。

現在はできていませんが、コロナ前はお客さまに商品を食べていただく機会は店頭での試食しかなかったため、そうではない新しい場を作りたいと考えていました。

裏面を見て商品の加熱方法などを理解してもらいたかったことや、試食で提供するのは面白みに欠けると考えていたこともあり、チン!するレストランは「セルフで体験してもらうこと」「食べ放題」にこだわっています。

いろいろな商品を選べること、自分でチンする体験を楽しんでもらえるよう、エンタメ性のあるレストラン事業を採用しました。

今回予想をはるかに上回る方にご来場いただけた要因は「体験型」「食べ放題」というキーワードが刺さったことにあると考えています。

「食べ放題」は値上げが叫ばれるなかでお得感があり、多くの方に支持され、自分で商品をチンする「体験型」であることも面白いと思っていただき、SNSを中心に話題にしてもらえたのだと考えています。

体験型、食べ放題のエンタメを掛け合わせた飲食店は老若男女が楽しめるのでこれからブームになることは間違いなさそうだ。

 

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