バズブログ

トレンド、話題の時事ニュース、生活に役立つ情報を発信します。

フルロナ、同時感染の男性の症状、39.8℃高熱で震えが

インフルエンザと新型コロナウイルスに同時に感染する、いわゆる「フルロナ」。実際に同時感染と診断された男性に、症状など話を聞くことできました。

 

■「フルロナ」で39.8℃高熱、震え止まらず

 

 “コロナ”と“インフル”に同時感染 男性(30代):「自分が感染するって、ダブルでというのは信じられなかったです。コロナの陽性は、仕方ないかなというのはあったんです。同時にかかるというのは、自分のなかではあんまり考えていなかった」

 

 こう驚きを口にしたのは、新型コロナと季節性インフルエンザに同時感染した男性です。

 

 男性:「高熱で39.8℃が一番最高だった。大変でした。熱が出る前に結構、震えが止まらなくて。めちゃめちゃ体が冷えるというか」

 

 そこで、先に体調を崩していた妻と子ども2人と共に、4日に病院でPCR検査を受けたところ、思い掛けない結果が出たといいます。

 

 男性:「4人同時に(コロナ)陽性という判定だった」「(Q.家族でインフルエンザと言われたのは?)僕だけでした。インフルエンザの発症もみえるという話になって」

 

 なんと男性だけ、インフルエンザとの同時感染という診断を受けたのです。

 

 男性:「家族3人はインフルエンザの予防接種が終わっていて。僕は11月の中旬に、会社で打つ予定だったんですけど。打つ前だったというのもあるんですけど」

 

 男性はインフルエンザの薬を処方され、2日で熱は下がりました。

 

 症状は高熱やのど痛み、関節痛などで、現在は家族と共に回復しているということです。

 

 男性:「(手洗いなど)もう少し、しっかりケアしとけば良かったかなというのと、換気は大事にしておけば良かったと思います」

 

■高まる警戒感「同時流行の現実味帯びた」

 

新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されるなか、この2種類のウイルスに同時感染する、いわゆる「フルロナ」への警戒感が高まっています。

都内で発熱外来を開くクリニックでも、「フルロナ」の患者が確認されたといいます。

 

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:「強い症状がありましたので、念のためインフルエンザの抗原検査を追加したところ、その場で薄いながらも(インフルエンザ)B型の陽性ということが分かった」

 

この患者はPCR検査でコロナ陽性と分かり、同時感染が判明しました。

 

一般的に使える新型コロナの治療薬はまだないため、即効性のあるインフルエンザの薬「タミフル」を処方したところ、次の日には熱が下がり、その後、回復したということです。

 

伊藤院長:「これが第8波だとすると、インフルエンザの流行が12月の後半くらい、もしくは1月だと考えると、まさに同時流行が現実味を帯びてきたわけです。同時感染の患者さんは重症化リスクが高いという報告もありますので。やはり、同時流行のなかに同時感染ありと、同時感染を見逃さないようにするということが、やっぱり考えなければいけないと思います」

 

■東京9012人「第8波の兆し」…同時流行に注意

 

9日、東京の新型コロナの新たな感染者は9012人。およそ2カ月ぶりに9000人を超えました。

厚生労働省の専門家会議は、第8波の兆しがあると分析し、今後、インフルエンザとの同時流行に注意が必要だと指摘しました。

 

インフルエンザの方が老若男女問わず致死率が高いのでインフルエンザの予防接種が最善策だと考えらえる。

BA5のオミクロン対応ワクチン接種は事故があったので慎重に。