人気アニメ『ポケットモンスター』の主人公・サトシが、本日11日に放送された第132話でポケモンバトル最強を決める大会ポケモンワールドチャンピオンシップスの決勝戦の相手・無敗の絶対王者であるダンデを倒し、世界王者に輝いた。
サトシは、1997年に始まったアニメシリーズを通して、25年越しに初めて悲願の世界王者になった。
新たな世界王者誕生を祝う映像が公開されたが、サトシは“ポケモンバトル最強”の座を手にしたものの、夢のポケモンマスターにはなっていない。
アニメ『ポケットモンスター』が始まったのは1997年。カントー地方・マサラタウンで育ったサトシは、相棒のピカチュウとともに“ポケモンマスター”を目指し旅に出ており、そして、各地方で行われているポケモンバトルの大会“ポケモンリーグ”に過去計7回出場し、アローラ地方で行われた“アローラリーグ”(2019年)で22年越しにリーグ初優勝を飾っていた。
今回、サトシが参加した大会「ポケモンワールドチャンピオン シップス」は、ポケモンバトル最強を決める大会で、ガラルチャンピオンにして無敗の世界最強王者・ダンデをはじめ、シンオウチャンピオンのシロナ、ホウエンチャンピオンのダイゴ、カントー・ジョウトチャンピオンのワタル、カロスチャンピオンのカルネ、カロスリーグミアレ大会優勝のアラン、イッシュチャンピオンのアイリスと、各地方のリーグでチャンピオンクラスの実力を持つトレーナーが勢ぞろい。
その中に、アローラリーグ初代チャンピオンのサトシも予選を勝ち上がり参戦しており、第1試合のダイゴ、第2試合のシロナを倒し決勝へ。ダンデ相手の決勝戦は、6対6のフルバトルで始まり、最後はダンデのエースポケモン・リザードンと、サトシの相棒・ピカチュウが激突し、最後の力を振り絞り立ち向かったサトシとピカチュウがダンデとリザードンを倒して、世界最強のポケモントレーナーとなった。
また、今回の放送前にORICON NEWSの取材に応じたサトシ役の松本梨香は「サトシを演じて25年経ちますが、バトル中のサトシは一生懸命。いつも全力なので余裕はないです(笑)」とし、「97年の初放送当時、見てくれていた子どもたちはもう大人になって、アニメから離れてしまっている人もいると思います。
ポケモンバトル世界最強まであと一歩のところまで来たので、子どもたちも大人もみんな、テレビの前でサトシを応援してください!」と呼びかけていた。
なお、ポケモンバトル最強のトレーナーとなったサトシだが、夢のポケモンマスターへは未だ道半ば。アニメ公式サイトのプロフィールでは「ある出会いから、ポケモンバトル最強を目指す10才の少年。
正義感が強くまっすぐな性格。夢は、ポケモンマスターになること」と書かれており、今回、目標のポケモンバトル最強になれたが、夢のポケモンマスターは別だと伝えられている。
■サトシのポケモンリーグ(大会)
成績 ポケモンリーグ・セキエイ大会 ベスト16
ジョウトリーグ・シロガネ大会 ベスト8
ホウエンリーグ・サイユウ大会 ベスト8
シンオウリーグ・ズズラン大会 ベスト4
イッシュリーグ・ヒガキ大会 ベスト8
カロスリーグ・ミアレ大会 準優勝
アローラリーグ・優勝
世界を熱狂させているポケモンはメガコンテンツ。
世界の子供達や大人まで感動を与えるアニメに敬意を表する。