新海誠監督の新作アニメ映画「すずめの戸締まり」の公開初日舞台あいさつが１１日、東京都内で行われ、声優を務めた原菜乃華、松村北斗（ＳｉｘＴＯＮＥＳ）、深津絵里らが登場した。
同作は、ヒロインの鈴芽（原）が、椅子に姿を変えられた草太（松村）と共に、災いの元となる扉を閉めていく物語。
初日を迎えた心境として、新海監督は「僕にはない（声優やスタッフの）力、（観客の）皆さんの声によって出来上がった映画だと思います」。
原は「『誰が見ても絶対に楽しんでもらえる』と言い切れる、素晴らしい作品に出会えたことが誇りです」と感激の表情を見せた。
鈴芽の叔母・環の声を担当した深津は、今作で声優に初挑戦。
「思い通りにできなくて、気分を変えようと街を歩き続けたり、当てもなく新幹線に乗って京都のお寺で心を静めてきたり（したこともある）」と打ち明けつつ、「初めてのことにトライできるチャンスを頂き、監督に感謝申し上げたい」と話していた。
舞台あいさつには染谷将太、花瀬琴音も出席した。
ストーリー、あらすじ
静かな町に住む17歳の鈴芽＝“すずめ”は、ある日扉を探しているという旅の青年に出会う。彼を追ったすずめは、山の廃虚に佇む古い扉を見つける。やがて日本各地にある扉が開き始め、その向こうから訪れる災いを防ぎに、すずめは扉を閉める旅に出ることに。
いつも、ストーリー、映像の美しさで感動を与えてくれる新海誠監督の映画作品。
今回も大きな感動を与えてくれる事を期待したい！