仮想通貨取引所を運営する「FTXトレーディング」は11月11日、経営破綻したことを発表した。そこで同社とアンバサダー契約を結んでいるMLB(アメリカ大リーグ)のロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手にも火の粉が降りかかっている。
FTXは’19年に創業し、創設者で前CEOのサム・バンクマン=フリード氏(30)はピーク時に260億ドル(約3兆6600億円)の資産を保有するなど“若きカリスマ”として大きな注目を集めた。ところがFTXは11日、米連邦破産法11条の適用を申請し経営破綻。債権者は10万人以上、負債は数兆円に上る可能性があるという。
仮想通貨業界で最大級の破綻といわれており、“FTXショック”を危惧する声も上がっている。そんななか思わぬ波紋が。アンバサダーを務める大谷選手にも“流れ弾”が飛んできているのだ。
「FTXはMLBを含む多くのスポーツチームとオフィシャルスポンサー契約を結び、大谷選手とは昨年11月、長期契約を結んでいます。そしてFTX Japanは今年7月から約1ヵ月間、大谷選手が出演するCMを放映していました。
FTXはスポーツ界に積極的にかかわっており、女子テニスの大坂なおみ選手などともアンバサダー契約を結んでいます。決して得体の知れない企業ではないですし、大谷さんサイドが契約したこと自体は悪いことではないでしょう。
ただ、厳しい意見があるのも事実。仮想通貨はリスクが大きく、一夜にして大金持ちになることもあれば、全てを失う可能性もあります。それだけに広告塔となることはリスクが伴います。そこで、大谷選手のマネジメント会社に対して“見通しの甘さ”を指摘する声も少なくありません」
そのため、ネットではマネジメントを批判する声が上がっている。
結論としてはマネージメント会社の問題であり大谷翔平選手は全く関係ない事案であり謝罪する必要はない。
大坂なおみ選手にも同じで謝罪する必要はない。
謝罪するのはマネージメント会社であり選手ではない。