インドネシア西ジャワ州のチアンジュール県付近で21日午後1時20分(日本時間同3時20分)ごろ、マグニチュード(M)5.6の地震があった。
国家災害対策庁によると、62人が死亡、地元メディアはこのうち40人が子供だとしている。けが人は約700人に上るという。
同庁などによると、2700戸以上の家屋や、教育施設を含む複数の建物が被害を受けた。
倒壊した建物の下で救助を待っている人は少なくとも25人おり、約5400人が避難している。
インドネシア気象気候地球物理学庁によると、震源は首都ジャカルタの南東約100キロの地点にあるチアンジュール県内で、震源の深さは約10キロ。津波は確認されなかった。
同国では被害はなかったものの、18日夜にスマトラ島南西沖を震源とするM6.9の地震があったばかり。
アジアで大きな地震が頻繁に起き始めているのは、日本の大地震の前兆なのかもしれない。
各地で地盤プレートに歪みが起きているのは確かであり要注意である。