政府、与党が来年4月に期限を迎える「エコカー減税」を5月以降も延長し、現行水準を一時的に据え置く方向で調整に入ったことが2日、分かった。
半導体不足で自動車販売に納期の遅れが生じていることを考慮した。
業界や経済産業省は1年間の現状維持を要望する一方、環境面の技術競争を阻害する恐れがあり、据え置き期間を慎重に詰める。
ガソリン車やハイブリッド車(HV)は現在、燃費性能で一定の基準を満たすと、車検の際に納める自動車重量税が25%から全額の範囲で減免される。
電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)など4車種は、燃費にかかわらず2回免税となる。
半導体不足は来年も続くと思われるので、エコカー減税は当面続くと思われる。