茨城県は8日、城里町の養鶏場で致死率が高い高病原性鳥インフルエンザと疑われる事例が発生したと発表した。
遺伝子検査で感染が確認されれば、県はこの養鶏場で卵を産ませるために飼育されている鶏約93万羽をすべて殺処分する。今シーズンの処分数は全国で既に900万羽を超えており、2020年秋から21年春にかけての約987万羽を上回って過去最多に達する恐れが大きい。
茨城県によると、8日正午前に家畜保健衛生所に養鶏場から連絡があり、簡易検査で陽性と判定された。遺伝子検査の結果は9日午前に判明する見通し。
鳥インフルエンザでの処分数が全国で最多になるので鳥の値段、卵の値段が高騰する可能性が高くなると予想される。