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SMBC日興、4―12月純損失は過去最大、相場操縦事件が影響

SMBC日興証券は30日、2022年4―12月期の連結純損益が244億円の赤字(前期は478億円の黒字)になったと発表した。

SMBCグループ入りして以降、最大の赤字水準。欧米の金利上昇を背景に低迷する株式市場に加え、相場操縦事件が影響した。

営業損失は、7―9月期の122億円から10―12月期は80億円と改善傾向にあるが、特別損失として相場操縦事件の罰金等57億円、海外拠点関連損失29億円を計上したため、純損失は7―9月期の57億円から10―12月期は149億円に拡大した。

海外拠点関連損失は、21年に中国で申請していた証券会社の設立を断念したことによるもの。

牛島真丞・常務執行役員は決算会見で、断念した理由について「相場操縦事案の影響を受け、早期の認可取得が困難と判断した」と述べた。

22年10月に設立中止の判断をしたという。 牛島常務は、相場操縦事件の影響は4ー12月期純営業収益で330億円に上ると明らかにした。

10ー12月期では80億円となる。

 

株価操縦は大事件なので証券会社として本来なら営業無期限停止にあたる事案なので罰金57億円は軽すぎる罰則だと感じる。